オーディオ

2015年6月28日 (日)

MDR-CD900ST イヤーパッド 4ヶ月で初期不良!!

音については,モニターヘッドホンとして完全に満足していた。 耐久性については,非常に頑丈と聞いていたのだが ...

他にもヘッドホンはあるので,週2回(4時間)程度の使用。 2月17日に購入していて,4ヶ月ちょっとで初期不良は起きた。

イヤーパッドの熱圧着部分が切れて,内部のクッション材が見えてしまっている。 リスニング用途で使っているので,落としたりぶつけたり,物理的衝撃を与えたことはない。

Cd9001 ライト側 初期不良

Cd9002 レフト側 正常

装着すると側圧で押され,耳にフィットしてしまうため,音に違和感はなく,目で見て気づいた。

これでは,Made in Japan と MDR-CD900STの名前が泣くでしょう。→ SONY さん。
日本で組み立てていても,部品は C国製になっているのではないか。

そんなわけで,MDR-CD900ST が頑丈だと言う神話は終了した,と思う。
しかし,頑丈でないモニターヘッドホンと言うモノは有り得るのだろうか。 cat

< このヘッドホンは基本的にプロ用途のため,無償保証期間は無い。 >

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2015年4月29日 (水)

衝撃のヘッドホン MDR-CD900ST 今更レビュー

一番衝撃を受けたのは,1989年にリリースされ,1995年から一般にも発売された,このヘッドホンをわたしが知らなかったこと。

理由はたぶん,ピュアオーディオとクラシックから離れていたからだと思う。

ソニーのヘッドホンのサイトで見ても,ちょー目立たない一番下に小さく出ているだけ。 これはソニー本体で売っているヘッドホンではなく,ソニー・ミュージック・コミュニケーションズが出しているからだ。

箱は白箱で,無償保証期間もない。 プロ用なので,落としたり,物理的に過大な力を加えられる可能性があるからだろう。

元々は,当時のCBSソニー信濃町スタジオで使うために開発されたモニターヘッドホンだ。 開発時はバブル景気の真っ只中だったし,徹底的な視聴,試作を繰り返したはずだ。 開発者の話を読むと,視聴とチューニングを 1,000回! 繰り返したという。 今は,コンピュータシミュレーションでかなりのことができるだろうが,現実の視聴とチューニングには敵わないだろう。

900STの存在を知ってからレビューを探すと 「あら探し用ヘッドホン」だとか「とても音楽鑑賞は無理」というも多い。

スタジオモニターなんだから,あら探し用なのは当たり前な気がするし,入っている音が全部聞こえて,音をきれいにまとめたりしないヘッドホンが理想的だと思う。

一聴して驚いたのは,密閉型ヘッドホンと思えない,その音の鮮明さ。 わたしは STAXのコンデンサーヘッドホンで育ったので,クリア過ぎることは気にならない。

低音が出ないと言われているがそんなことはなく,低音をたっぷりと鳴らすのではなく,分解能がよいだけだ。

クラシックと書いたが,わたしが偏愛するのはピアノ曲,特にピアノ独奏曲なので,この低音の出方だと,ピアノの低音がかたまりにならずに,きれいに分離する。

良い点しか見つからないのだが,まず Made in Japan であること。 (中国製になってしまった AKGのヘッドホンを買ったら,高域の付帯音がして,2週間もエージングしたこともあった。)

900STは,買って,ヘッドホンジャックに挿した瞬間から,完全に鳴る。 エージングは要らない。

400g近いヘッドホンも存在するのに,たった! 200gしかなく,一日中使っても疲れないだろうと思う。

プラグが標準プラグで,金メッキなんかしてないのも気持ちがいい。 昔から金メッキには疑念を持っていた。わざわざ「違う」金属を一層乗せて音が良くなると思えない。 錆びにくい,接触が良くなる等の意見もあるが,金じゃなくても錆びないし,ミニプラグに比べてはるかに巨大な接触面積を持っているので,そんな意見は却下する。

周波数特性が,5〜30,000 Hz となっているので,ソニーが 40KHz以上と規定した,ハイレゾ対応の仲間に入れて貰えないようだが,20KHzが聞こえる大人なんていないので,まったく問題無い。 ハイレゾ音源も実によく鳴る。

確かに,気分をゆったりするために音楽を聴く人には向かないかも知れないが,わたしは音楽を聴くときは,音楽を聴くために聴くので,全ての音が聞こえるこのヘッドホンがいい。

たぶん,最高のヘッドホンは STAXだが,高電圧が必要なのに構造が華奢で,取り扱いに気を使う,密閉型にできない,という欠点がある。 静かな部屋に一人で住んでいるのならいいが,ちょっとした生活雑音は遮断して欲しいのだ。

買ってから 3ヶ月,聴く度にいいヘッドホンだと思うし,これぞリファレンスだし,音楽が聴けなくなる日まで,このヘッドホンだけでいいとさえ思う。

小さく軽く,遮音性が高く,音が良い。こんなヘッドホンがたった 1万6千円程で買えるのも凄い。

(注意) 標準プラグなので,そのままでは携帯オーディオ装置では使えない。 ソニーから唯一修理を委託されていて,プラグやケーブル長も変えてくれる,こちらからヘッドホン本体も買うといいと思う。

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2015年4月21日 (火)

ソニー MDR-HW700DS レビュー / 柔らかい音質がいい

YAMAHAのサウンド・プロセサー DP-U50を買ったのは,2000年末のことだった。スピーカーを6本も置けないし鳴らせない,アパート暮らしのわたしには,ヘッドホンによるバーチャルサラウンドしか選択肢は無い。

わたしは映画の魅力の 50%は音だと思っている。幾ら Blu-rayで画面がハイレゾになったとしても,ちゃんと音が聞こえないのでは話にならない。

Dolby あるいは DTSの 5.1chをバーチャルサラウンドにする機器と言うのはありそうで無かった。 それが DP-U50を14年以上使った理由だ。しかし,そろそろ寿命だ。

あとは,ソニーの HDMI入力のバーチャルサラウンド無線ヘッドホンしかない。 しかし何年か前に,初代を店で視聴した時にはあまり感心しなかった。

MDR-HW700DS が 2013年に出て,評判がいい。 価格も 3万8千円で始まり 2015年になっても 3万2千円までしか下がらないことからも,売れているのが判る。

MacBook Pro Early 2015(Broadwellを待っていた)には HDMI端子がある。 ただ,24インチモニターとは DisplayPort接続していて,HDMIは音声と画像が出せるわけなので,画像がぶつかったりしないか心配だったが,「いつも心に人柱!」のわたしはやってみた。

結果はOK。 EIZO EV2455 には DisplayPort, DVI, HDMI, VGA(もう要らんだろ)入力があるが,Inputで DisplayPort を選んでおけばいい。 Macのサウンド出力も SONY AVSystem を選択すれば大丈夫だ。ただ,HDMIは初期化信号を送っているようなので,もし音が出なかったら,一度シャットダウンして,起動してみよう。

音は,バーチャルサラウンドを強調するようなドンシャリ系かと思ったら,柔かく上品ないい音で,嬉しく裏切られた。迫力が無いと言うことではない。 ピュア・オーディオでも,ハイレゾ音源は芯はあるが柔らかい音になる。 Blu-rayにもハイレゾ音声が入っているのだから,これが正解なんだと思う。

サラウンドを無理矢理強調していないので,最初はあまり判らないが,昔の DVDを見ていて,DTSではない Dolby 5.1chでも,横や,やや後ろの音が入っているのを初めて知った。 DVDを見るのも楽しくなった。

重さ 320gということで,重いかなと思ったが,人間工学的によくできていて,3〜4時間の視聴では気にならない。 分厚いイヤーパッドも心地いいし,メガネをかけていても平気だ。

Blu-rayを含む10本程度の映画を見たが,音切れ,ノイズは一度も発生していない。2.4GHzと 5GHzの2バンドを使っているのが効いているのだろう。

わたしのように,スピーカーが鳴らせない環境の人に強くお勧めできる,とても好いサラウンド・ヘッドホン・システムだと思う。

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2015年2月15日 (日)

Audirvana Plus 2 にアップグレードした

音楽を聴くのに Audirvana Plus というソフトを使っている。 version 1.x を買った時に $74 だったので安いソフトとは言えないが,オーディオ機能的にはその価値はある。

このソフトを買ってから,全ての音楽をこれで聴いている。 ALAC(Apple Lossless)でCDからリッピングした音源も,このソフトが ビット数,周波数共に補間してアップコンバートしてくれる。 もちろん,ハイレゾFLAC音源を聴くには必須だ。

そのソフトが購入後 2年で,version 2 にアップデートされたが,有償だ。 OSXは versionが上がると古いソフトがあっさり動かなくなったりするので,アップグレードしておくことにした。$39 と安くはないが仕方無い。

Purchase Upgrade のページに入るには,名前・メアド・前回購入時の注文番号を 入力するようになっていが,何回やっても入れない。 昨日午後,サポートにメールを入れておいたら,朝には返事が来ていて,メアドの大文字・小文字が問題だろう,とのこと。

名前が漢字で登録されているのが問題だろうと思っていた。 (クレカで買っているので,ローマ字名も入力してあるから,ローマ字を使いそうなものだが。)サポートの言うとおり入力したら,あっさり購入できた。

Audirvana のサポートは,以前サンプリング周波数について問い合わせした時も,翌日朝には明快な回答が来た。 このサポートの良さは高く評価したい。

Version 2で何が変わったかと言うと,ライブラリ機能が付いた。 う〜ん,要らない。sweat01  iTunes のような世話を焼くソフトは嫌いで,iTunes は CDのリッピングだけに使っている。しかも,ライブラリ機能は iTunesを大胆に凌駕する使い難さだ。punch

音楽ファイルは全て手で管理している。 数千曲なら余裕。 ジャンル→演奏者→アルバムというツリーで管理しているから,どうってことない。

Audirvana 1.x では,聴きたい音源ファイルをドロップしてすぐ聴けた。 2.x はライブラリ機能が追加されたために,これが簡単にできないようだ。 純粋な音楽再生機能は今のところどちらの versionも変わらないようなので,Audirvana 1.5.12(最終バージョン)を使い続けようと思う。 上書きインストールしないでよかったー。 sweat01

ver 2.x を買ったのは,保険と言うことで ... 。 ライブラリ機能もそのうち改善されると思うし, ver 2.x も時々起動して,アップデートしてゆこう。 1.0 だって 1.5.12 までアップデートした訳だから,期待はできると思う。 cat

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2014年12月22日 (月)

ハイレゾ音源で大騒ぎだけれど

AV Watch なんかを読んでいると ハイレゾ・ポータブルアンプ,ハイレゾNAS,ハイレゾ対応ヘッドホン等々,各社からどんどん出てきて,大騒ぎになっているように見える。

ハイレゾと言われているモノは2種類ある。
1) CDの 44.1kHz 16bit を超える 96kHz 24bit などの PCM音源
2) 1bitで縦波である音の粗密波そのもののように伝える DSD音源

ま〜くは,Macで再生ソフトに Audirvana Plus を使い,光ケーブルでヘッドホンアンプに接続してハイレゾ音源を聞いている。間違いなくハイレゾ音源の音はいい。

しかし,ハイレゾの及ぼす経済的規模から考えて,この騒ぎはコップの中の嵐程度のように思う。

なぜなら,これはウォークマンや スマートフォンのような パラダイム・シフトではなく,いままで存在した技術の機能・性能向上に過ぎないからだ。

CDなんて面倒なモノではなく,全ての新譜あるいはリマスター盤をハイレゾ音源でネット配信してくれたら嬉しい。 間違いなくその方向へは向かって行くようだ。 (ちなみに,ハイレゾを理由に価格を上げるのは止めて,CDと同等にして欲しい。)

まとまりの無い文章になってしまったが,ハイレゾ音源が標準になることには大賛成だ。しかし1982年に発売開始されたCDの 44.1kHz 16bitという貧弱な仕様のまま,30年以上もそのまま売り続けて来たオーディオ業界は反省すべきだと思う。 cat

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2014年2月16日 (日)

AKG K272HD エージング

AKG(アーカーゲー)の公式情報は非常に少ない。 ヨーロッパのサイトにも大したことは書いて無いし,日本では製品により ハーマン と ヒビノ のふたつの代理店に分かれて販売している。 製品毎に代理店が違うのは非常にめずらしい状態。

AKG272HD を買った理由は,もう10年以上使っている K271studioの耳パッド部分が変形してきたから。 パッドだけ買い替えることはできるが,新しいヘッドホンも聞いてみたい。

K271studio → K271mk2となり,K271mk2 と K272HDがほぼ同レベルの製品だと思うが,違う代理店が販売しているため,それぞれがどんな位置付けなのかはっきりしない。

僅かだが 271mk2はよりモニター向けで,272HDは同傾向でリスニング向けという評価がしてあるブログがあった。

と同時に Amazonのカートに一週間ほど入れておいた 272HDの価格が ¥15,271 → ¥13,271 と一気に 2千円安くなり,271mk2とほぼ同価格になったので,決めた。

新しいヘッドホンと言っているが,272HDは 2008年に賞を取っているヘッドホンで,製造開始から6年も経っている。 ただ,この6年間に変化があった。 AKGは最上位機種以外を中国で作り始めたのだ。 しばらくの間,AKGのヘッドホンは 「オーストリア製だった(^_^)」「中国製だった(T_T)」などという声を聞いた。

製造開始6年なら,完全に中国へ移行して,もう生産管理もこなれているだろう,というのが 272HD でもいいと思った理由。

前置きが長くなったがエージングについて。 いきなり鳴らしてみたところ,楽器のアタック音がややうるさく,付帯音がある感じ。 子音もやや強調されている。 これは AKGの音では無い。

ポリーニ/ショパン ピアノソナタ2番を 12時間,小沢・サイトウキネンのNYでの幻想交響曲を 6時間,ショパン・ポロネーズ集を 6時間。

24時間のエージングではっきり良くなったが,リヒテルのピアノが金属的に聞こえる部分があった。 リヒテルの出さない音だ。

エージングで面倒なのは音漏れ。 昨日はフリース2枚でくるんだが,それでも フォルテシモでは聞こえる。 ほぼ音の漏れない方法を見つけた。

216akg1 箱に穴を空けてケーブルを通す

216akg2 もちろんフタをして

216akg3 掛け布団でくるむ

今日は King Crimson /Red を12時間鳴らす予定。 エージングしながら使ってゆこうと思う。

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2013年12月30日 (月)

DRMフリー音源を守ろう!

( DRM = Digital Rights Management = デジタル著作権管理。 )

Amazon, iTunes, Mora, e-Onkyo(ハイレゾ)と,ま〜くの知る限りの音源は全て DRMフリーになった。

これは,簡便に購入できるようにしたメーカーの努力と,ユーザーが友達からコピーを貰ったりせずにちゃんと買っていて,ビジネスが成り立っているからだと思う。

ある意味 「やっと」 ユーザーが勝ち取った DRMフリーだ。 自由にコピーできる音源ファイルだから,素晴らしく使い易くなった。

なのでここで言いたい。 友達にメール添付で送ってあげるようなカジュアルなコピーは止めよう!  そしてチョー便利な DRMフリー音源を守ろうよ。punch

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2013年12月 8日 (日)

ハイレゾ音源 流行は進むのか

SONYが,たぶん iPodとの差別化 のために,ハイレゾ音源と再生装置に力を入れている。 ハイレゾのポタアン(ポータブル・ヘッドホン・アンプ)も,売れるのかと心配なくらい,どんどん出ている。 DSD5.6MHz 対応のアンプさえ出て来ている。

mora で中森明菜ベストアルバムが,ハイレゾ音源として初めて売り上げ一位になったらしい。( 24bit/96KHz としては,34曲¥3,500と破格に安いが。)

しかし,いままで非可逆圧縮(mp3 や AAC)で十分だった人達が,ハイレゾに向かうのだろうか。

DRMフリー,ハイレゾ音源は,ま〜く的には大変有り難いが, SONYの思惑通りに行くのかどうか。 それと,あまり売れないクラシック音楽のハイレゾ化 ( 20世紀の名盤をハイレゾ化するには,しっかりリマスターする必要がある )は進むのだろうか。 アニソンをハイレゾで出されても,ま〜くは嬉しくないので。

これから,あるいは最近のクラシック録音だけでも,ハイレゾ音源になることには大きな意味がある ...

ハイレゾ音源,どんどん一般的になってくれればと思う。cat

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2013年7月16日 (火)

Bose博士 亡くなる

BOSE社が最初に発表したのは,こんなスピーカーだった。

Bose2201

これは余り売れなかったようだけど,その後のBOSEは順調だった。 オーディオ好きで,BOSEを知らない人はいない。

BOSEは周波数特性やスペックを厳密に追い求めるよりも,朗々と気持良く鳴って音楽が聴けるスピーカーを作っている気がする。 斬新な技術を使いながらも 「聴いて作った」 スピーカーのように思う。

わたしも 小型スピーカー 101 と ヤマハのサブウーファー(スーパーウーファーは和製英語)を組み合わせて聴いていた時期がある。

Bose博士が,83才で亡くなったという発表があった。 合掌。

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2013年7月 9日 (火)

iTunes が好きになれない

iTunes が好きではないことは前にも書いた。

前回も同期に手間取ったのだが,今日 iPod nano(第7世代)を マクブクに接続すると 「 接続中 iTunesで取り出し操作をしてください 」と iPodに表示されるので,iTunesで取り出すと,そのまま取り出される。

同期する気は無いらしい。bomb

一応パワーユーザーとして色々とやってみたがダメ。 Mac版 WinAmpでも入れてみるかと思ったが,iPod との同期機能は仕様を見る限り無いようだ。

Windows版は色々なソフトがあるのだが,Mac では iPodとの同期機能を持つ音楽プレーヤーは iTunes以外見つからなかった。(物凄く真剣に探したわけぢゃないけど。)

最後にもう一度,アルバム,曲のボタンとか,ミュージックのプルダウンメニューとかいじっていたら,突然 同期のウインドウが出現。 同期できたので,許してやる。

iTunes が好きじゃないのは,年中アップデートして仕様を変えるため,問題に対する対策をググっても,最新の iTunes には適合しないことだ。 そろそろ仕様を固定して欲しい。

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