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2014年3月 5日 (水)

Hide / Lisa Gardner

D.D.ウォレン シリーズ 2作目となっているが,D.D.はより重要な脇役になっているものの,やはりボビーが主人公だと思う。

前作 “Alone” のボビーはスナイパーを辞め,州警察の刑事になっていた。 ボビーは真夜中に,ボストン警察の D.D.ウォレンから呼び出される。

かつての精神病院の広大な跡地で再開発が始まり,地下室と6人の少女のミイラ化した死体が発見される。 その一人は アナベル・メリー・グランガーと彫られたペンダントと一緒だった。

しかしアナベルは生きていた。
アナベルは7才の時に,突然父に一家で逃げると言われる。 それから転々と居場所と名前を変え,その途中で母は自殺し,大学を卒業した頃ボストンに戻って来て,父は車にはねられて死ぬ。アナベルはコーヒー店でバイトし,ネットで特注カーテンを売って,鍵を5つ付けたアパートで怯えながら生きていた。

事件の報道で自分の名前が出て来たことから,アナベルはボストン警察へ D.D.に会いに行く。 何らかの情報を得るために。 なぜ,自分は逃げ続けなかったのかを知るために。

デンバーポスト紙の書評が凄くて「読者を首締め(stranglehold)で わしづかみする」とあるが,確かにページをめくり続けてしまう作品。
最後の怒濤の展開へ向かって作品は突っ走る。

読後に,マイケル・コナリー作品のように,生きることの哀感みたいな余韻を漂わせることは無いが,ミステリーの直球として素直に脱帽する。

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