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2014年2月27日 (木)

Alone / Lisa Gardner

女性刑事 D.D.ウォレン シリーズの第一作となっているが,ここでは彼女は脇役だ。 この小説は,完璧な訓練を受けながらも実際に犯人を射殺して苦しむボビーと,少女の頃に誘拐監禁・性的虐待を受けたキャサリンが母になってゆく物語だ。

州警察のスナイパーのボビーは,家に立てこもり,妻と思われる女性に銃を向けた男を射殺するが,男は上級裁判所の判事の息子だった。 彼は判事から脅しを受けると同時に,人を殺したことに苦しむ。

妻のキャサリンは12才の時に小児性愛者に誘拐され28日間監禁された。 夫ジミーとの間に男の子が産まれたキャサリンは,神経衰弱を起こす。 トラウマから人を愛する方法が判らないのだ。 息子のネイサンは異常に発育が悪く,キャサリンの虐待が疑われる。キャサリンはあの日から,20年間笑っていないと彼女の父は言う。

射殺されたジミーの父である判事のジェームスは,政治力と金を使って,孫であるネイサンを執拗に取り戻そうとする。 しかしそれは孫への愛からではなく,信じられない動機があった。

キャサリンを誘拐した異常者リチャードが25年経って,刑務所から釈放され,殺人を始める。 何故彼は釈放されたのか。

スナイパーとして訓練を受けることと,実際に射殺することで起きる精神的葛藤についても考えさせられる小説。

Alone

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