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2013年1月 5日 (土)

audio-technica ヘッドホンアンプ AT-HA26D レビュー

192kHz 24bit音源ファイル再生で体が熱くなるのを感じた。

e-onkyo で音源ファイルを探して,Fragile /Yes,ベートーベン5,7番/カルロス・クライバー&ウィーンフィル を購入した。(買える音源の数はまだまだ少なく,あるものを「買わせていただく」感じだ。)それでも,こられのファイルは DRM-Free で,Macでも(どんな環境でも)再生できるのは嬉しい。 ファイルは Wave か Flac で供給される。

DSD出力が許される前(アナログ出力しか無い時代)に購入した,ヘッドホンアンプ部の音が良いと言われていたSACDプレーヤーで,CDとそれほどの違いを感じなかったので(音源がいい加減だったんだろう)そんなに期待していなかった。

ところが,音の次元が違う! それが 192kHz 24bit のためなのか,マスターテープからDSDリマスターしているためなのかは判らない。 DSDリマスターの方が効いているのではないかという気もするが …

ダイナミックレンジ,情報量,解像力,楽器の分離 とにかくまったく違う。 音楽を聞いて体が熱くなるのを感じたのは,いつ以来だろう。

Fragile の1曲目 Roundabout の冒頭で,ギターの単音の音量が上がってくるところ,どこまでも伸びてくるので怖い。 音量を上げても,再生に破綻が無いため,難聴になりそうな音で聞きたくなってしまう。 そして音楽は圧倒的である。 CD(44.1kHz 16bit)に,人間の聞こえる音が全部入るというのは嘘だったんだ。

スティーブ・ハウの生ギター一本で弾く Mood For A Day では,CDでは入っていない,左チャンネルに「息をする音」が入っている。 本人もそんな音は録音されないと思っていたのではないか。顔の位置はギターのネック側にあるから,リスナーは自分がギターを抱えたような位置で聴いているのかな。ギターの弦の擦れる音も実にリアルだ。

ベートーベンの7番は好きな曲だが,ウィーン・フィルの柔らかさが素晴らしい。 もちろん迫力もあるのだが,金管楽器が木管楽器に聞こえるようなウィーン・フィルが,極上の柔らかさだ。

これまで,プロ用は除き,コンピューター(雑音発信器)とピュア・オーディオは相容れないものだと思ってきた。 それをこの小さなアンプとハイレゾ音源が覆してしまった。 これからは Mac か ネットワークプレーヤーで音楽を聴く時代なのだ。

そして ¥18,634(Amazon) という低価格で,この音質を教えてくれたアンプに感謝したい。 もし,ハイレゾ音源をまだ聴いていない人がいたら,このDAC付アンプを強く勧めたい。

PC環境 : MacBook Pro Late 2011, Corei5, OSX10.8.2  VLC player v.2.0.5
ヘッドホン : Shure SRH440, AKG K271s

Hpa1  ラックに吊して売るのかsweat01

Hpa2  外付け電源はかなり大きい

Hpa3  なかなか高級感あり

Hpa4 Shureのヘッドホンと並べたところ

13.3.10 追記 chick

Macのデジタル音声出力は 96kHz/24bit までだと確認しました。 それでも 96kHzあれば,十分に余裕のある LPF(Low Pass Filter)がかけられるので,問題無いかと思います。

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コメント

なんかべた褒めですね。
デジタル増幅なので波形歪みをあまり気にしなくていいんでしょうて。
アンプは電源が命なのででかくて良いのだ。笑。

私はMP3やAACの圧縮音源はキンキン耳に響いて聞けないのですが
4倍サンプリングはやはり良いのですか。
上下の倍音も拾えるようになるとか?
それともダイナミックレンジ拡大のほうが効いてる?

投稿: きく | 2013年1月 5日 (土) 16:58

でかい電源はもちろん誉めてます。 ほんのりとも暖かくならない程度に,ちょー余裕のある電源です。

SACD でも,マスターテープがらリマスターしてないヤツは CDとの違いが判らない。 酷い例ではポリーニのショパン・ポロネーズ集がある。 CDと区別がつかない。

どのくらい力を入れて,マスターテープからDSDリマスターしてるかにかかっているように思う。 このヘッドホンアンプがいいというより,音源が凄いのではないかと。

倍音,ダイナミックレンジ,楽器の分離,音の塊でもやっとしていた音が分離してくる。 1971年のアナログマスターでこれだけの音がするなら,全部リマスターして欲しい。

クライバーのベートーベン良かったんだけど,あまり交響楽には興味が無くなっていることに気がついた。 ポリーニのベートーベンの後期ピアノソナタ 29〜32番を,DSDリマスターしてくれー! シューマンも全部〜! ショパンもー!

解像度が増すと,音が柔らかくなるねー。

VLC player(フリー)ありがたやー。 これのおかげで,FLACファイルが再生できるんだよう。

キクキクもこのアンプ買って,e-onkyo の会員になろうよぅ! e-onkyo って,始めて5年経つのにまだこれだけしか音源が無いんだよね。 「マスターテープの音を聞かしてやりてぇ!」っていう,エンジニアおよび会社,もっと出て来い。

この後,Police の Synchronicity も買ったんだ。 もともと,少し奥に引っ込んだ感じの録音で,でもリズムとかすごくオシャレな玄人受けするアルバムだったんだよ。 それでも,分解能の良さは感じられる。 スネアドラムの音もいい。

クラプトンが2つあるので買おうかと思ってる。 ベーム,ポリーニのモーツァルトピアノ協奏曲はどうしようかと思ってるところ。 ベームの モーツァルト レクイエムはあるんだけど,レクイエムはイシュトバン・ケルテスの超名演奏があるからなあ。

どっちにしろ,殆ど無いのよ,音源がっ。punch

128kbpsのmp3 で十分だ,携帯電話で音楽を聴く,という人が増えちゃったからかねぇ。

投稿: ま〜く | 2013年1月 5日 (土) 17:48

>解像度が増すと,音が柔らかくなるねー。
時間解像度が上がるから音波波形が三角形でなくなってより正確になりますね。
e-onkyoはソフトが少ないのが弱点と始まって1年で言われておりまする。
増やす気がない、とも弱小メーカーの悲しい性とも。
多くの人はmp3音質で満足してるんですよね。
マニヤだけがオーバーサンプリングソフトを買うのだ。笑。
きっとマスターテープの音質は凄いんですよ。

投稿: きく | 2013年1月 5日 (土) 21:43

mp3はヤダ。 iTunes では AppleLossLess にしてまふ。
この前,周波数テストしたら,ま〜くの耳も高音域の感度が落ちてきてるけど,mp3 はヤダ。

e-onkyo が弱小メーカーだからと言うのも,もちろんありますね。 でも,ハイレゾ音源の需要から考えれば,Amazon や Mora のやる仕事じゃないんでしょうね。 嗚呼,悲しひ。 人が美味しいものを食べたがるなら,いい音を聞きたがるのも当然な気がするんだけど ...

そうか,売れる楽曲は,そんな音質は要らないもんね。 あゆ や AKB をハイレゾ音源で聴いても仕方無いもんなぁ ...
(初期の あゆ や,最近の AKB はちょっと好きなんだけどね。 UZA ) クラシック聴く人って何パーセントくらいいるんだろうなぁ。 (^x^;

投稿: ま〜く | 2013年1月 5日 (土) 22:27

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