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2012年10月26日 (金)

The Fifth Witness / Michael Connelly

背筋に冷たいものが走る結末には,まったく心の準備ができていなかった。 久しぶりに読んだコナリーは,やはり超一流だった。

弁護士 Haller のキャラは絶妙だ。 裁判という生死を賭けたゲームのプレーヤーとして,法の範囲とグレーな範囲で検事・裁判官とやり合う。 誰に憎まれることも躊躇しない。 弁護するためにあらゆる手段を使う。 そして,可能ならば正義であろうとする。 これがプロだろう。

住宅ローンバブルが弾けた,まさにその頃の話。

今回は,今まで車の中を事務所にしていた Haller が,学校を出たばかりの Aronson を,大量のローン返済裁判のために雇い,事務所も借りることになる。

不景気と同時に,犯罪は増えたが弁護依頼は減った。 犯罪者も金が無く公費弁護人にしか頼めないようになったからだ。

Haller は,初めて刑事から民事に軸足を移す。 住宅ローンが払えず家を追い出されそうな人達にダイレクトメールを出したのだ。

住宅の差し止めケースの中で,一番やっかいな女性の Lisa Trammel は「家を奪われるな」運動を組織して,デモを繰り返していたが,突然,銀行の副社長を殺した罪で逮捕される。

弁護の展開を打ち合わせ中の Haller のもとに,逮捕されたはずの Lisa が現れる。 事件の映画化権と引き替えに,ハリウッドのプロデューサー Dahl が殺人事件の莫大な保釈金を払ったのだ。

Haller は自分の駐車場で,二人のプロに滅茶苦茶な暴行を受け ICU で意識を取り戻す。

厳しい裁判が中盤にさしかかったところで,Haller お抱えの捜査員 Cisco が,Hallerを襲った二人を捕まえる。 Haller 襲撃を指示した男は追い詰められて,ある事柄について話し始める。

しかし本当の怪物は,最後の最後に現れる ...

Thefifthwitness

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