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2012年9月 9日 (日)

Yes / Symphonic Live

少年の頃のある秋の晩,バルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」に衝撃的に出会って,クラシック音楽を現代音楽からモーツァルトまで遡って行ったことは前に書いたかも知れない。 それより前はブリティッシュ・ロック主にプログレを聴いていた。 King Crimson, Pink Floyd, Yes はやはり3本柱であった。

このディスクは輸入盤で,音楽物 Blu-ray としては ¥1,700を切る安さだったので買った。
2001年にアムステルダムで行われたライブ2日目の映像らしい。Magnificationを歌う時「新しい曲を歌う,昨日を含めて2回目だ」と言ったように聞こえた。

Panasonic RP-WF7 で聴き始めたのだが,やはり音域が狭く 音楽を聴くにはきつかったので,古いが YAMAHA DP-U50 に AKG K271 を接続してバーチャルサラウンドで聴いた。DTS-HDはデコードできないので DTSで聴いた。DP-U50/K217 は RP-W7に比べれば,遙かにいい音なのだが,オーケストラの音はあまり聞こえない。 やはり Yesメンバーの音を主に聞かせる録音のようだ。

幾ら「生きる伝説」を見ているとしてもかなり年を取った彼らを2時間40分見るのは辛いが,オーケストラ前面の弦楽器と木管楽器を演奏するのが,ローズピンクのジャケットを着た若い女性。 音大生くらいに見える。 きれいな子を集めたようだ。最後の RoundAbout では,この子達がステージに出てきて踊り出す。(プロの踊りでないところがいい。) 金管はやはり音大生くらいの男の子たち。

ジョン・アンダーソンは,かつての切れるようにシャープでソリッドな声は出ないが,それでもアンコールの方が声が出ているのはさすが。
以前は新興宗教の教祖にでもなったかと思うような m.c. のこともあったが,今はリラックスして,楽しくやろうよ,という感じだ。

可哀想にAdditional musicians のひとりとして扱われている,トム・ブライソンという若いキーボード奏者は,切れの良い演奏で,リック・ウェイクマンに遜色無い。 たぶん技術的には上だろう。

クリス・スクワイヤはサービス満点でステージ上を動き回るし,ずっと叩き続けるアラン・ホワイトも見事。

スティーブ・ハウはもともと痩せていたが,髪が薄くなり,分厚い老眼鏡のせいで実年齢よりもかなり老けて見える。 コンサートでは必ず彼のソロの時間があり,Mood For A Day を弾くのだが,途中で老眼鏡の奥から少年のような目で客席を見て「どうですか皆さん」と言っているように見えるのがステキだ。
(高校生の頃,この曲を初めて聞いた時は,二人で弾いているものと思っていた。)

このコンサートでも,フェンダーのスチールギターをボトルネックで弾くのをはじめ,セミアコースティック,ガットギター,エレキ一本は首からぶら下げながら,スタンドに置いた 12弦ギターを弾くなど,7,8本のギターを使っている。 わずかに演奏に余裕が無くなった気がするが,ギター怪人ぶりは変わらない。

シンフォニック ライブと銘打っているが,オーケストラはむしろ視覚的な華やかさを加えている感じだ。 演出の勝利というライブだが,メンバーも楽しそうだし,これでいいと思う。

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