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2012年9月15日 (土)

The Hundredth Man / Jack Kerley

Blood Bother がとても良かったのと,シリーズ3作目だったことを知って,1作目から読み始めた。

Ryderは心理学の貧乏学生時代に研究のために刑務所を訪問するうちにHarryと出会い,親しくなっていって Harry から警官になるように誘われたのだった。(なるほど。)

公園で首の無い死体が見つかる。
二つ目の首の無い死体が見つかる。 殺された男達は,みな見事な筋肉を持っていた。 どちらの死体もすぐ見つかるように工夫されていた。

Ryder と Harry は精神病質者犯罪専門のチームであり,捜査の優先権を持つはずだが,出世だけを考える警部の政治的駆け引きに邪魔される。
お先棒を担ぐ者も多いが,刑事達も捨てたものではない。 事件解決に走る。

灰のような顔色で,検死解剖しているAva Davanelle博士は,アル中だった。 才能に溢れた最愛の兄が自殺してから飲み始めたのだ。 Ryderは上司の Peltier博士に談判し,彼女を断酒会に放り込む。

幾つかの事件が錯綜し,ついに Ryder はサディストだった父を惨殺した 精神病質者の兄,Jeremy を施設に訪ねる。 事件解決のヒントを得るために。
でもこれは「羊たちの沈黙」とは完全に違う展開だ。

RyderとJeremeyが会った嵐の晩,Ryderの深く暗い過去を知り,叩きつける雨の中,雷光に照らされながら Avaが海に向かって叫び続けるシーンがいい。

大胆に丁寧に書かれた小説だと思う。

そして3つ目の首の無い死体が ...

Thehundredthman

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