« ベランダ胡瓜 準備中 | トップページ | 辛子高菜¥10は絶対に注文すべし! ラーメン由宇松本 »

2012年5月 4日 (金)

The Bohr Maker / Linda Nagata

人はゴーストとして疑似リアルに出現できるし,自分の脳に庭のように固有のサイバー空間を持てる設定なので,これは ナノマシン・サイバーパンクというカテゴリーなのかな。

世界は市民と賤民に二分化されているようだ。
スラムで暮らすひとり,川の上の廃倉庫に住む Phousita は 25才だが,身長は7〜8才の子供くらいしかない。 彼女は棄て児で売春をさせられていた。 ある日川に流れ着いた死体から,針が飛び出し,彼女に何かが注射される。

CommonWealth と呼ばれる巨大な連盟があり,分子工学の全てを徹底的に管理している。 CommonWealth で最大の権力を持っているのは,警察のトップである Kirstin だ。

Bohr というテロリストが,人工知能を持ち必要に応じたナノマシンを作り出せるナノマシン Bohr maker を作る。 (メタナノマシンとでも呼ぶべきか?)

様々な陰謀が渦巻いた結果,Phousita に注射されたものが Bohr maker だった。 彼女は自分では呪術師になったと考えるが,殆ど超能力者のような力を持ち始める …

情報から肉体を作り出す,Biogenesis という技術も出てくる。 こうなると,人は不死になってしまうなあ。

この本の主人公は,Phousita なんだろうか,それとも 夏別荘(Summer House)なんだろうか。 夏別荘は,分子工学による人工生命体に満ちた,それ(夏別荘)自体も人工生命体のようだ。

面白い設定だが,色々な視点から書くよりも,もっと主人公の Phousita が,物語をぐいぐい引っ張って行くように書いた方が,分かり易く楽しめたと思う。

Thebohrmaker

|

« ベランダ胡瓜 準備中 | トップページ | 辛子高菜¥10は絶対に注文すべし! ラーメン由宇松本 »

」カテゴリの記事

英語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501616/54622505

この記事へのトラックバック一覧です: The Bohr Maker / Linda Nagata:

« ベランダ胡瓜 準備中 | トップページ | 辛子高菜¥10は絶対に注文すべし! ラーメン由宇松本 »