十二ヶ岳をゆっくりと登る
昨日の山行きのこと。
3月から5月までの m.w. の更新を見ると,英語本が11冊,山歩きは 足の調子を落とした十二ヶ岳の一回しかない。 完全な運動不足が不調の一因と思われる。
なので,生活を変えることにした。 最低10日に一回は山を歩いて,英語本を読むのを山行きの間に挟む方式に変える。
十二ヶ岳は断面図を見ると判るが 100m以上の登り返しが 4回もある,罰ゲームのような山だ。 GPSの累積標高は細かい凹凸まで拾ってしまうので当てにならないが,ざっと見ても 1,200m程度は登っているように見える。 これは谷川岳のトマの耳まで行くのと同じだ。 谷川岳は単に登って行くだけだが,十二ヶ岳の場合は何回も登り降りするのが,足に来る。
今回は次のような方針で登ることにした。
息切れするようなペースでは登らない,ゆっくり登る。
二本杖を使う。
二本杖は2年も前から買って,ずっとネコカミ号に入れてあったのだが,なんかカッコ悪い気がして使ったことはなかった。 でも,ガラスのアキレス腱のことを考えれば,使える山では使うべきだろう。
もうとひつ利点がある。ま〜くは全く腕力が無い。 そのうち,コーラのフタが開かなくなるのではないかと心配なくらいだ。 杖を使えば,多少は 腕の力も握力も使うだろう。
そうだこの日は金環日食だったんだ。 7時ちょっとに登り始めたので,太陽は見えているのに少し薄暗い変な感じだった。 でも思ったほどは暗くならなかった。
ツツジの花は満開と言うほどは同時には咲かないが,かなり咲いていた。 4時間半以上かかって山頂到着。晴れているのにかなり霞んでいて,雪の状態を見たかった上州武尊山すら殆ど見えない。パリジャンサンドと牛乳のお昼を済ませて,女坂を下りる。 下りもゆっくり行ったが,小野子山の山頂への厳しい登り返しでま〜くの足は死んだ。 その後は,ゾンビになって下りて行った。
往復8時間。 現在はこれで仕方無し。 6時間半くらいまで短縮したいものだと思う。
靴を脱いで足を拭いて,湿布をしてサポーターをし直す,顔用ウェットティシューで日焼け止めを拭き取る。 目薬もさして,すっきりしたら動けなくなってしまった。 シートを倒して念のために目覚ましをかけて,ちょっと目をつぶったら熟睡してしまった。 目覚ましが無かったら,暗くなるまで寝ていたと思う。 相当疲れたらしい。
気温もちょうど良くて,ウィンドウを少し開けておくと,実に気持のいい風が吹いたのだ。
谷川岳や浅間山よりずっと近いし,地元の人しか登ってないし,寒い時期は山頂からの360°の展望が楽しめる,すばらしいトレーニング向きの山だが,1,200mと低く,これからは登るのはきついと思う。 炎熱トレーニングもする人はいいかもしれないけど,ま〜くは夏は止めときます。
さて次の山は … 雪が残ってる山は面倒なので,雁腹摺山へ行こうかな。
... m.w. に写真をアップしました。どうぞ,ご覧ください。
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