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2007年12月 5日 (水)

ディアベッリの主題による33の変奏曲 / ポリーニ

初めてこの曲を聴いた。

ベートーベンの晩年に,ミサ・ソレムニス,第9,最後の3曲のピアノソナタ等の物凄い作品と同時期に作曲されている。

この曲を演奏会のレパートリーにするピアニストは少なく,録音も少ない。 50分を超すこの変奏曲を「面白く」聴衆に聞かせることが難しいからだろうと思う。

ディアベッリという出版商が「お題」として作った「主題」を使って,複数の作曲家が競作した作品を出版するという企画だったらしい。

この主題が驚くほどつまらない。
だが,ベートーベンはこの主題を使って33の変奏を書いてゆく。

ベートーベンは「変奏」ではなく「変容」と表現していたらしいのだが,音楽教育を受けていない者には,これが変奏曲なのかどうかすらよく判らない。 材料として主題は使われているのだろうが,変奏あるいは変容が凄過ぎて,とにかく第1~弟33変奏までどんどん違う,情報量の多い音楽になってゆくのである。

どんな音楽なのかについては,何回か聞いてみないと言えない。(何回か聞いても言えないかも知れない。) なぜ,今日第一印象を書いてしまったかというと,この「主題」があまりにもつまらなかったから。

こんな主題で,こんな怪物的変奏曲を書いたベートーベンが謎だったから。 ただ変奏曲を書くのなら,自分で幾らでもいい主題が書けただろうし,ハイドンでもモーツァルトでも好きな主題を使えばいいじゃないか。

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